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南北朝時代の研究で知られる歴史学者・中村直勝(なおかつ)(1890~1976)。彼が生涯をかけて収集した古文書コレクションを紹介する特別企画展「古文書の魅力―没後50年中村直勝と双柏(そうはく)文庫―」が、奈良市の大和文華館(学園南1丁目)で開かれている。古文書に特化した展示は同館では珍しい試みで、中村氏の収集にかけた情熱と、その人柄を浮き彫りにする構成となっている。 長等神社(大津市)の宮司家に ...
慶應義塾大学経済学部教授の松沢裕作氏による新書『歴史はこう考える』(ちくま新書)が、9月9日の発売直後に重版が決定するなど、歴史好きの間で話題となっている。 同書は、史料をひたすら読み込んだり、あるいは過去の出来事の是非について論争し ...
弱者が命をつなぐ武器としての学問 日本近代史に関心がある者にとって、昨年は風雲急を告げる年だった。あの藤野裕子が3月に「歴史フェス」を開催し、あの松沢裕作が9月に『歴史学はこう考える』を刊行し、あの池田さなえが8月に本書を出したのだから。
「ひらく」という言葉が好きだ。閉じていた扉を開き、知を 啓 ( ひら ) き、新たな世界が 拓 ( ひら ) かれていく。この秋、歴史学をひらく本が二人の日本近代史研究者によって著された。 二冊がほぼ同時に現れたのは偶然ではない。昨今、広く愛さ ...
故中村直勝氏 (1890~1976年)は日本古文書学・日本中世史学の権威。同館は中村氏が集めた古文書コレクション「双柏文庫」 (664点)を所蔵する。没後50年を記念した特別企画展では同文庫を中心に71点を中村氏自身の言葉と共に陳列する。
私が勤めていた研究所は学生定員を持っていなかったので、学生の指導について全面的に責任を持った経験はない。それでも複数の大学の非常勤教員として授業や演習を担当し、多くの学生と関わってきた。教え始めたころは、身体の大きな男子に「先生!」なんて呼びかけられ ...
「大学で歴史を学ぶ学生の多くは、歴史は好きだが『歴史学』は好きではないということを私たちはもっと直視しなければならない」。そんな考えから「笑えて考えさせられる歴史学論文」を掲載する学術雑誌「HistoriaIocularis」(「いお倉」)が生まれた。
大阪・吹田にある国立民族学博物館(民博)は、秋篠宮殿下や水木しげるなど、名だたる顔ぶれを虜にしてきた“知のワンダーランド”だ。様々な経歴の研究者が集うこの場所で、インタビュアーの筆者はひときわ異彩を放つ人物に出会った。同僚から ...
ガザへの攻撃や入植地の強行拡大など、近年のイスラエルの振る舞いは国際社会にとって「傲慢」とも映りかねない。ホロコーストの記憶は、いかにして現在の軍事行動を正当化する道具へと変質したのか。イスラエルの構造的欠陥とは何か。この問いに、イスラエル出身のジェノサイド研究の権威、オメル・バルトフ教授が答える。 【画像】イスラエルはなぜ「普通の民主国家」になれなかったのか─同国出身の歴史学者が暴く「建国以来の ...
戦国時代の高槻にBOTTO(没頭)してもらう動画コンテンツを令和7年3月28日(金曜日)からYouTube「BOTTOたかつきチャンネル」で公開。「お城博士」として知られる城郭考古学者・千田嘉博氏と、大河ドラマの時代考証を担当し「戦う歴史学者」として人気の ...